森脇会長、満場一致で3選
役員・理事選挙総会で


 2010年度の役員・理事選挙総会が12月16日午後7時から日系人会ホールで開催され、ゲーリー森脇氏が満場一致で会長に再任され3期目を務めることになりました。
 副会長に大島襄氏が新たに加わり、10年度役員は下記の通りとなりました。また、今期で任期改選を迎えた理事27人の再選とデビット広村氏が新しく加わり、28人が承認されました。理事の名前は次号に掲載致します。

【会長】ゲーリー森脇 
【副会長】 石田圭子、岩原誠、岩崎雄亮、満仲恒子、村瀬悟、
 大根田勝美、大島襄、大島聖子、スキ・テラダ・ポーツ 、
 佐藤貢司、竹田勝男
【主事】佐藤貢司
【副主事】ロバート・ノートン
【会計】米野健一
【副会計】藤田哲哉

大島氏新副会長
広村氏は新理事


新副会長の大島襄氏は米国公認会計士(CPA)としてKPMG ニューヨークで25年間税務部門のパートナーを歴任。退職後は、大島斉藤事務所を設立、シニア・ウイークでの税金についての講演会や、無料税金相談を毎年日系人会で開催。税金に関する著書も多くあります。
新理事のデビット広村氏は、マンハッタンで生まれ、コロンビア大学卒業後、日本に5年間住み、現在はNRSロジスティックの社長を務めています。趣味はゴルフと剣道です。

170人参加、盛大に恒例の晩餐会
大根田副会長に功労賞


 まだまだ経済が安定しないこのごろですが、ロックフェラー・センターのクリスマスツリーがいつものように輝き、5番街に買い物客が溢れる12月18日夜、市内49丁目ブロードウエーの「クラウン・プラザ」で52回目のイヤーエンド・ディナーが、170人のゲストを迎えて開催されました。
 レセプション会場では、小栗道子さんとご子息小栗カークさん、中垣顕実和尚さん、市田幸治さんによる歌と演奏を聞きながら、飲み物を手に談笑するゲストの方々の賑やかな姿がありました。
 午後7時、伊藤玲阿奈室内管弦楽団による演奏と日系人会コーラス部の合唱でパーティーは始まりました。
 伊藤玲阿奈さんの司会で、大島聖子実行委員長の開会の辞、ゲーリー森脇日系人会会長の歓迎の挨拶、スーザン大沼名誉会長の音頭で今年の「JAA功労賞」受賞者である大根田勝美副会長ご寄付のワインで乾杯しました。
 室内楽とコーラスを聞きながらディナーを楽しみました後、在NY日本国総領事西宮伸一大使が挨拶されました。
 そして、長年に渡る日系人会への貢献に対して大根田勝美副会長にJAA功労賞を森脇会長から授与、淑夫人に花束が贈呈されました。大根田氏は、これまでの人生をお話しされ、参加者一同感銘され、大きな拍手が起こりました。
 大根田氏については、「日系人の顔」をご覧下さい。
 式典後には三上クニとスイング・ファイヴ・バンドの生演奏でのダンスやキミ・ダイナマイトさんのベリーダンスを楽しみました。
 午後9時すぎから恒例のラッフル抽選が始まり、一喜一憂のざわめきの中、特賞のアメリカン航空提供「日本往復ビジネスクラスチケット」はコビ成田さんがご招待した学生、細川慶太郎さんとJAAボランティア鈴木奈美恵さんに当たりました。アメリカン航空の国際マーケッティングマネジャーのマーク・ダニス氏から航空券が手渡されました。ラッフルの収益は4425ドルでした。ドアプライズも80個用意されました。

2009 Year End Dinner- Special thanks to;
American Airlines, Aki on West 4, Brother Int'l, Robert K. Emy, MD, Fox Rothschild LLP, Yoko Furst, DRL Books, Inc. Gallery 91, Greenwich Grill and Sushi Azabu, Reiko Seo Hsia, Koji Ichida, Masayoshi Ikuta, Chieko Inagaki, Japanese Medical Society of America, Kawasaki Heavy Industries, Mitsuko Kurahara, KOKORO, Maxell, Shigeaki Nakanishi, Nobuko Naoe, Cobi Narita, Kiyoshi Nasu, Nippon Express Foundation, Shoko Noguchi, Katsumi Oneda, Hiroko Onoyama, Susan Onuma, Yoshiko Sakuma, Sakura Shoji, Midori Sasamoto, Noboru Sato, Kinichi Shibutani, MD, Sony Corp. of America and Setsuji Uematsu. (alphabetical order)

バザー大盛況!
売上1万ドル超す


 毎年恒例のJAAグランドバザーが11月7日にJAAホールで開催されました。今回も開場前から大勢の来場者が列を作る盛況で、衣類、アクセサリー、雑貨、手芸品、食品・喫茶コーナー、古本市、着物や和小物ななど各コーナー共終日賑わい、当日来場できなかった人のためにアフターミニバザーを図書室で1週間行ないました。
 総額の売り上げ金は何と1万4134ドル65セントとなりました。また、ラッフルの特賞「アメリカン航空日本往復ペア・チケット」はソーシャル・サービス部ボランティアの直江展代さんに当たり、アメリカン航空の遠間隆平セールスマネージャーから航空券が手渡されました。
 寄付をお寄せくださった皆さま、準備や当日にお手伝い下さいましたボランティアの皆さま、ご協力ありがとうございました。
米国医師会から助成金
ヘルス、シニアウィークに


 米国日本人医師会(JMSA=古山ジーン会長)の年末恒例のレセプションが12月11日、コロンブス・シティズンズ・ファウンデーションで開かれました。
 レセプションの目的は、ニューヨーク周辺の医療関連日系NPOへの助成金プログラム「JCOP(ジャパニーズ・コミュニティー・アウトリーチ・プログラム)」の授与式で、日系人会のヘルス・ウイークとシニア・ウイークへの助成金として1000ドルが寄付されました。
 有意義に使用したいと思っております。
年次総会・懇親会
1月26日に開催


 年次総会・懇親会が1月26日(火)午後6時から日本クラブで開催します。年次総会を開き09年度会計報告および10年度の役員・理事、各委員会の委員長紹介を行います。その後は同会場での懇親会へと続きます。会費60ドル。
「女性の生き方」
我謝さんが講演


 初監督したドキュメンタリー「母の道、娘の選択」が東京国際女性映画祭の出品作に選ばれたNY在住のジャーナリスト、我謝京子氏による講演会を11月9日に開催しました。我謝さんは80人の参加者を前に、自身の体験をもとに「女性の生き方」を語りました。
 女性実業家の会では起業や社会の話題を取り上げての例会を行なっています。12月7日には、年末ホリデー・パーティを、桜井本篤ジャパン・ソサエティー理事長ご夫妻を始め、80人が参加して日系人会ホールで開催しました。
高齢者施設を見学
山口さんの引率で


 11月17日には、郊外の高齢者施設「Drum Hill Senior Living Community」をアイリーン山口さんの引率で15人が訪問しました。アップステイトのハドソン川沿いの緑に囲まれた郊外型の施設でした。近隣の住民の入居が多く、部屋代などは収入によるスライド式であるとの事。資料は事務局にありますので、ご覧下さい。
ボランティアを慰労
森脇会長の主催で


 ゲーリー森脇会長主催のボランティア慰労会が11月11日、レストラン初花で行われました。森脇会長は「このような敬老会が毎月出来るのも、ソーシャル・サービス部大島聖子委員長とボランティアの皆様の献身的なサービスのおかげだと思っています」感謝の意を表していました。
イザベラでクリスマスパーティー

 40人の日系人・日本人が入居しているイザベラハウスで、12月22日午後5時からクリスマス・パーティーが行われました。日系人会から大島聖子社会福祉部部長、野田美知代事務局長、JAAコーラス部の皆様がご招待され、中野敬子さん、テーラーなかこさん、クラーク幸恵さん、ハウエイ智子さん、メアリー伊藤さんのフラ・ダンスや下村誠一先生、ジョージ湯沢さん、城所秀夫さん、渡辺敬子さんなど全員参加のコーラスを楽しみました。

会員更新フォームに協力を

 「2010年度の会員更新フォーム」を12月下旬にお送りいたしました。皆さまの引き続きのご協力をお願い申し上げます。
 現在、災害や緊急時により迅速に対応し、生活の安全や質を向上するための情報を適時にお届けできるよう務めています。変更事項のみ御記入下さい。皆さまの個人情報はすべて守秘され、氏名、住所、電話番号、Eメールアドレスは日系人会でのみ使用、会員の皆さまの許可なく外部に出されることは一切ありません。皆さまのご理解をお願いいたします。
 JAAからのお知らせは郵送よりも迅速にEメールで受信出来ます。ご希望の方はinfo@jaany.org にご登録下さい。
国際相続に関して

 日本から今年のシニア・ウイークで日本国の相続・相続税に関しての相談室をしました近藤伸一税理士は、遺言NPOのホームページ www.yuigon‐npo.net「お問い合わせ」を利用しての相談を受け付けています。ご利用ください。

国勢調査Census 2010

 10年に一度行われる米国国勢調査Census 2010が行なわれます。3月に、皆様の自宅に質問表が郵送されますので、記入して返送しましょう。米国に居住する人は市民、非市民にかかわらず行ってください。これによって各州から選出される議員の定数が決定されます。同時に地域ごとの人種構成が確認され、政府からのコミュニティーへの助成額算出の為の参考資料ともなります。国税局や移民局、連邦政府、州、市等と関連していませんので、個人情報は守られます。国勢調査Census 2010に御協力ください。


桶谷氏招いて講演

 アップルキッズは11月21日(土)、イースタン・ミシガン大学の桶谷仁美准教授を招いて、講演会「家庭でバイリンガルを育てる」を開催しました。
 参加者は計34名。9割以上が0歳から4歳の子供を持つ親たちで、中でも国際結婚家庭の母親(日本人)が多かったです。講演会では、パワーポイントを使ったプレゼンテーション後、参加者を交えたグループディスカッションを行いました。
 参加者の質問が集中したのは「いかにして日本語を維持するか」。桶谷氏自身が3カ国語で子育てしており、トライリンガル子育てに関する質問も出ました。また、講演会後も桶谷氏に直接質問するために長い列ができ、参加者たちの継承語に関する意欲や不安などが感じられました。


インフルエンザ予防60人に接種
 日系人会のコミュニティーサービスの一環として毎年行なっています無料インフルエンザ予防接種を、江見啓司先生のご支援で11月13日に、最初50人を対象としていましたが、希望者が多く60人を対象に行ないました。

■11月の敬老会
●11月19日
 加藤孝良フランス料理シェフご招待の感謝祭ディナー敬老会を一週間早くJAAホールで開催しました。
 今年も、加藤孝良シェフが仕入れから料理を3日間かけて、ボランティアの中野敬子さんと用意しました。料理は150人分のロースト・ターキー、スタッフィング、野菜の付け合せ、クランベリーソース、パンプキン・パイの感謝祭フルコースディナーです。参加者120人(敬老会&ボランティア、演奏者)と参加できない方高齢者へのランチデリバリー(30食)で、あっという間になくなりました。
 すべて、加藤シェフのご寄付で行なわれました。食後は、インドネシアの竹の民族楽器のアンクロンを使ってのイパネマの娘、百万粒の涙(島歌)などをプツリ・バンブーインNYのグループ(主宰朝田堤)が演奏して、最後に「ふるさと」を会場の方と一緒に歌い、珍しい楽器の音色を楽しみました。
吉田医務官、風邪の予防を説明
 総領事館吉田常孝医務官による「風邪とインフルエンザ(新型H1N1・季節性を含む」の予防と対策のお話しがありました。最新の情報をもとに、分かりやすくお話しされ、手洗い、口腔ケア(うがい、歯磨き、舌磨き)、咳エチケット、健康な生活を保つように。そして、通常のインフルエンザの予防接種はしておいた方が良いと話されました。
 最後にK・イワキバンド(K. IWAKI,小栗通子、朝田堤、市田幸治)による枯葉、銀座カンカン娘などのカラオケを楽しみ、2時間の感謝祭敬老会はあっという間に終わりました。美味しいお食事に舌鼓を打ち、音楽を楽しみ、有意義なお話しの充実した敬老会でした。


■12月の年越し敬老会
●12月16日
 今年最後の敬老会「年越し・お節敬老会」。ボランティアが3日間かけて料理したお節料理と年越しそばを頂き、今年一年の息災を喜び、来る年の健康を祈りました。90人の参加者、30人のランチデリバリー、20人以上のボランティアを合わせて150食以上が用意されました。
 食後はけいこ&なおこのミュージカルからウエストサイド物語の歌やKIWAKIバンドの懐かしい歌の数々を楽しみました。今年のボランティアの紹介のときには一際大きな感謝の拍手が起こりました。




●12月11日に、アジアン・ヘルス・ソーシャル・サービス・カウンセル(AHSSC)の定例会合が日系人会ホールで行われ、日系人会の活動や歴史が紹介されました。坂神けいこAHSSC委員の司会で、ゲーリー森脇会長、野田美知代事務局長、吉田常孝NY総領事館医務官が発表しました。

●日系人会副会長の竹田勝男氏が海外有権者ネットワークのニューヨーク支部世話人に就任しました。海外在留邦人の声を日本の政治の場に届けるための重要な役目をされます。

●ジャネット・タカムラコロンビア大学社会福祉大学院学長(08年度奨学金授与晩餐会のキーノートスピーカー)は、その社会福祉分野での日米知的交流への貢献に対して平成21年秋の旭日中綬章を受章しました。


●20年間に渡りファミリー・ヘルス・プロジェクトの創立者として活躍されているスキ・寺田ポーツさんが11月19日に同団体より表彰されました。スキさんの75歳の誕生日も祝われました。

●ジョージ湯沢氏の保存されていたカリフォルニアでの子どもの頃からNYの今までの歴史に関する多くの文書、写真がニューヨーク大学タミンメント図書館に寄贈され、10月21日には同校内でレセプションが行われました。

●画家野田正明氏の縦横1メートル、高さ3メートルのモニュメント彫刻がアテネにある「ギリシャ・アメリカン大学」構内に設置され、除幕式が10月13日に現地で行われました。

●木曽テレサさんの水彩で描かれた「追悼カード」がホワイト・プレインズのホスピスのご家族の皆さんを慰めています。The Journal News (11月22日号)に写真入りで記事となりました。

●画家佐々木健二郎氏によるアメリカのクラシック音楽の歴史にスポットをあてた「米国クラシック音楽ガイド」が出版されました。

●三上クニ氏の著書「ニューヨーク・ジャズマンのおもしろジャズ語噺」が出版されました。在NYピアニストならではの楽しいエッセー集です。



【一般会計(ソーシャル・サービスなどの活動)】
■2500ドル
 TICグループ(八木秀峰社長、酒蔵、しゃぶ辰など経営)
■1500ドル
 匿名、大根田勝美副会長より日系人会キッチンの備品購入資金
■1000ドル
 ニューヨーク日系報道関係者社長・総局長会議、岩原誠医師
■478ドル
 シニア無料ヘアーカットをして下さっている田原ミチさんより
 今年のチップ代として

【高齢者問題協議会】
■2500ドル 「第6回全国県人会別チャリティーゴルフ大会」より
■1000ドル スーザン大沼、
■500ドル 相田道治 
 また、高齢者に対する1日無料市内観光(10月18日実施)を
 CUE International Inc. 勝海良広様より。

以下の方々よりコンサート、公演のチケットをいただきました。

■11月4日「ハーモニア・オペラ・カンパニー」20枚「無明と愛染」
 「日本民謡踊りと子供の遊び歌」公演
■12月5日「NY男性合唱団・混声合唱団」第8回定期演奏会20枚
日系人会への御支援・御協力ありがとうございます。


 10月と11月の図書、ビデオ売上げ合計額は818ドル60セント(バザー売上げを含む)でした。寄付者は以下の通りです。ありがとうございました。
・石塚晴久・ミチ美容室・植松節司・江川清・大根田勝美・青木ふき子・タカ・ヴァンゲラコス・フミ・ヨー、サイモン美知子・田中英子・渋谷欣一・川島充子・浅沼れいこ・秋山祥子・フランセツ・松尾・小島美枝子・タマミ・タブ・鈴木咲江・金田朝子・山田栄子・鈴木律子・ヒデキ・タカミ・笠間英美子・桜井芳子・桜井通子・アイリーン山口・木曽敏夫 (順不同・敬称略)
 たくさんのご利用・ご寄付をありがとうございました。来年も皆さまに楽しんでいただける図書室でありたいと、ボランティア一同思っております。10年もよろしくお願いいたします。


・原駒代さんが11月7日に永眠されました。享年91歳。70年代―80年代のJAAの会計士故ジョージ原夫人としてJAAバザーなどのボランティアをしていました。

・梶原ロイ氏は10月12日にテネシー州に移り、11月26日に療養中のテネシー州で亡くなりました。享年89歳でした。今年3月に亡くなられた梶原山湖夫人と共に長年に渡り日系人会に貢献されました。

・奥間恵美子さんが11月19日に亡くなりました。享年83歳でした。昨年まで敬老会に出席、バザーでは衣類の販売のお手伝いをしていました。

 謹んでご冥福をお祈りいたします。
Vol.49
大根田 勝美


09年JAA功労賞受賞
自伝の新書も出版


 東京で生まれ、7歳のとき、空襲の東京から長野県伊那に疎開。中学を卒業後、オリンパスカメラの組立工として就職、6年間をかけて定時制高校を卒業する。
 1961年21歳の時にはカメラ、顕微鏡の修理工となる。64年に渡米、オリンパスの内視鏡の営業を担当する。75年、医療機器販売会社「マチダ・アメリカ・インク」を創業し独立する。以後、79年にペンタックスと合弁で内視鏡販売会社「ペンタックス・プレシジョン・インストルメンツ・コープ」を設立した。
 知己ルー・ペルー氏と内視鏡の世界的権威者新谷弘実医師との出会いが、大根田氏の大きな成功への鍵となった。そして、ベンチャー企業を初期段階で資金援助する事業を開始して、大成功をした。06年に68歳で引退、ニュージャージー州アルパインと東京・西麻布に居を構える。夫人との間に1男1女がある。
 1月に自伝「中卒の組立工、NYの億万長者になる」を角川書店から出版した。
 長年の日系人会への貢献に対して09年12月18日に功労賞が授与された。